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建設業界で働くことのメリットとデメリットを考える

2018年6月26日

●建設業界で働くメリットとデメリット

私の今の心配事は、AIの進化やSNSの普及に代表されるように世の中の変化が速すぎて、その変化に自分がついていけなくなる日がいつか来るのではないかということです。

世の中が大きく動いて行く中で、現在の仕事をいつまで続けて行けるのか、正直言ってあまり自信がありません。

現在の私は屋内でパソコンを使用した仕事をしているのですが、いつAIにそういった仕事を奪われてもおかしくないような噂を聞くと、将来のことが心配になってしまいます。

そこで、どのような仕事であればいつまでも続けやすいのかを色々と考えることがあるのですが、その答えとして思い浮かぶのは建設業界に関わる仕事です。

私が通勤や買い物などの際に町の中を歩いていると、いつもどこかでビルの建設や道路の工事が行われている様子を目にします。

私たちが生活する中で建造物や道路は絶対に欠かせない重要な役割を果たしていますし、それらは時間の経過とともに劣化して行くので、いつか需要がなくなると言うことは考えられません。

また、設計に関してはともかく、実際に建設を行う仕事に関しては人間が関わらなければ進めることは出来ないと思われます。

そのため、例えAIが大きく進化して人間の仕事の多くを代行できるようになったとしても、建設業界の仕事はなくなるということはないと思うのです。

そうは言っても、現実にその世界で自分が働けるかと考えるとかなり難しいこともまた確かです。

ただ、今も全国のいたるところで多くの人たちが働いていて、さらに東京オリンピックを控えて今後もますます需要が増えて行くであろう建設業界についての関心は私の中で大きくなっているので、その世界で働くメリットとデメリットについて考えてみようと思います。

●需要がなくなるということがまず考えられないこと

建設業界で働くことのメリットとしては、やはり需要がなくなるということがまず考えられないことを真っ先に挙げることになります。

世の中の景気によって多少の浮き沈みは当然あるでしょうが、ブームが終わってその業界の存在価値がなくなるといったようなことはありえないのです。

現在大金持ちになっている人が多いと言われるIT業界でさえ、世の中の移り変わりによってはいつ需要がなくなってもおかしくないと言えるので、需要がなくならないと思われる業界で働くことは大変魅力的です。

●自分の体にスキルがしっかりと身に付けられること

次に考えられるメリットは、自分の体にスキルがしっかりと身に付けられることです。

普通に働いているだけでもスキルが自然と身について行くでしょうが、自分自身が積極的に資格の取得を目指すなどの努力を行えば、さらなるスキルアップが目指せるはずです。

知識だけを学ぶのではなく、実地で経験を積むことができる仕事なので、成長を大きく実感できるのではないかというイメージがあります。

建設した建物が長く残り、それらが多くの人たちの目に触れたり、それらの中で日々活動していると思うと、達成感や充実感が得られるであろうことも、その世界で働くことのメリットと言えるかも知れません。

普段流れ作業のような形で仕事をしていると、何か形として残るものを作っている人たちに就いて羨ましくなることがあるのですが、建物を建てることはそういった仕事の代表的なものだと考えられます。

これまでは建設業界のメリットについて考えて来ましたが、どのような仕事にも良いところがあれば悪いところもあるものなので、当然色々なデメリットもあるはずです。

●デメリットは、体力的に大変な仕事であるという点

そのデメリットとしてまず考えられるのは、体力的に大変な仕事であるという点です。

デスクワークをして生きている私の目には、建設現場で働いている人たちが元気で活気に満ちているように見えると共に、肉体を酷使しているように映ることもあるからです。

特に夏場の炎天下の中や、風雨のひどい中、ほとんどの人たちが眠っているであろう深夜に働いている人たちは、心身共に大変な思いをしているのではないかと心配していしまいます。

とは言え、働いている内に自然と体力が強くなって行って、周りが勝手に思うほど本人たちは大変だと感じていない可能性もあるので、このデメリットはあくまで門外漢の持つイメージに過ぎません。

●時として生命の危険にさらされることがあるという点

次に考えられるデメリットは、時として生命の危険にさらされることがあると言う点です。

私の親戚にも昔工事現場で働いていた人がいて、子供の頃にその人と接する機会が何度かあったのですが、その人から現場でひどい事故に遭った経験を利かせてもらったことがありました。

死人が出るほどの事故ではなかったものの、その時に受けた怪我はかなりひどくて、完治するまでにだいぶ時間がかかったとのことでした。

そのため、工事現場などで働くことには、どうしても事故が付きものではないかというイメージを持ってしまうことがあるのです。

そうは言っても、現在では昔よりもずっと安全設備や建設機器のレベルが向上しているでしょうから、そこまでの危険性はないだろうと思ってはいます。

このようなメリットとデメリットを考えると、建設業界はやはり私にはハードルが高い世界なのだろうと思ってしまいます。

最終更新日 2025年6月10日