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シニアマンションとはどのような場所か~施設との違い

2017年8月24日

シニアマンションについて

シニアマンションがどのような場所であるのかと言うのは、施設と比較してみると理解しやすいです。

まず一般的な高齢者施設と言うのは、介護や支援を行うことを目的としています。

たとえば特別養護老人ホームであれば永続的な介護サービスの提供を目的としていますし、デイサービスの場合は日中や家庭における介護の担い手が不在の際の介護、支援サービスの提供を目的としています。

これに対してシニアマンションは、シニアライフを安全に、快適に過ごすこと、そのために必要な居住環境の提供を第一の目的としています。

つまり介護を受けること、支援を受けることが第一の目的ではなく、安心して生活できることが第一の目的であると言うことです。

そのため両者においては、利用できる人に対する条件に対しても違いがあります。

シニアマンションの特徴

施設の場合は、要介護認定や要支援認定を受けていることが基本的条件で、そこから先、施設ごとに要介護度、要支援度に対しての条件が異なってきます。

たとえば特別養護老人ホームの場合は、原則、要介護度3以上であることがひとつの条件です。

対してシニアマンションの場合は、要介護認定、要支援認定を受けていなくても利用できると言うところがほとんどです。

逆に要介護認定を受けており、その度合いが重たい場合には、介護サービスが必要と判断され利用を断られる場合もあります。

介護サービスの提供を第一としていないので、あくまで自立した生活を送ることができると言うことが、第一の条件になってくると言うことです。

ですから入居している最中に健康状態に変化が生じ、要支援認定や要介護認定を受けたと言う場合には、転居が必要になるケースも考えられます。

ただシニアマンションの中にも、外部の介護サービス事業者を利用することで、ある程度の介護、支援サービスを受けながらの生活ができると言うものもあります。

ですからこの辺りは、事前に確認をしておく必要があります。

次に建物に関してですが、施設の場合は、利用する部屋は相部屋が基本です。

もし個室を希望する場合には、そのための料金が別途、必要となります。

しかしシニアマンションはあくまでもマンションですから、当然、一戸、一戸、部屋は独立しています。

ですから非常にプライバシーを保ったまま生活がしやすいと言えます。

また安心して生活ができるよう、バリアフリーとなっており、共有部分も広く、使いやすい空間となっていることが多いです。

更に毎日、快適に楽しく生活できるよう、図書館やバー、温泉やプールなどの施設が充実していることが多いのも特徴のひとつとして挙げられます。

出典:シニアマンションとは

最終更新日 2025年6月10日