メンズモデルについて
世の男性の中には、顔でモデルになれるかどうか決まってしまうと考えている人も多いと思われます。
メンズモデルという言葉を聞けば、流行の最先端をいく男性ファッション誌で流行の服を見事に着こなしたイケメンたちが紙面を彩る様を思い浮かべてしまうものです。
しかし、メンズモデルに限らずモデルと言うものは、例えば商品としてのファッションを宣伝する広告塔として、その肉体美を技能として使う職業であり、必ずしも顔が重要視される訳ではありません。
たとえば雑誌の広告やCMで、腕時計やスマートフォンを持つ、均整の取れた美しい手もパーツモデルという仕事もあります。
この場合、顔が出ることはまずなく、手の形や肌の美しさで腕時計やスマートフォンを引き立てるのが仕事です。
またメンズモデルという言葉で一般的に思い浮かぶ全身をコーディネイトしたファッション紹介のモデルであっても、雑誌や発信したい年齢層によって、望まれる体型などは大きく変わってきます。
ビジネス系のファッションを紹介する場合は、程よく筋肉の乗ったスーツの似合う逆三角形に近い体型の人が、ユニセックスな服装を紹介する場合は華奢である事だけではなく、肩幅などがあっても手足がすらっと長い体型の人は受けが良いでしょう。
男性が見えないところにする大人のオシャレを追及する場合、スーツやシャツの下にネックレスなどを見事に映えさせる筋骨隆々とした筋肉が、見る人に対して説得力を持たせます。
さまざまな仕事があるメンズモデル
もちろん、それだけではなく、点眼薬や眼科の広告の目や、育毛剤などでの髪の毛、靴下や靴の脚、男性向けの指輪での指など、日ごろどこかの広告などで見かける商品を支える身体の一部は、そういった一部でも自信を持って仕事を出来るメンズモデルの成果なのです。
モデルという仕事は顔ではなく、自分の磨き上げた体の一部だけでも可能な仕事であり、もし自分にそういう自信の持てる部分や人に褒められる部分があるなら、それを利用してモデルデビューをしてみるのも手です。
自分の魅力的な部分を、多くの人に見てもらうためにより磨き上げ、また見てもらうことでより一層の自身が沸きあがり、自分自身を高めていく事に繋がります。
自分には無理だと決め付けずに自分の魅力を押し出すことで、身体の一部を使ったモデルでも、着こなしを見せるモデルでも、デビューし広告や雑誌に載れば、その時点で間違いなくメンズモデルの仲間入りが出来ているのです。
谷尾和昭のブログでモデルになった過程を詳しく書いてますので、モデル志望の方は必読です。
最終更新日 2025年6月10日