自分たちでゼロの状態から旅行を企画することは大変だと思う人も多いことでしょう。
しかしそのメリットとして料金を安く抑えることができたり、企画から楽しむことができるなどの醍醐味が挙げられます。
自分たちが楽しむ旅の目的に見合った貸切バスを手配するためにはどうすればよいか、またどうやって借りれば安く済ませることができるのか、効率よく借りるコツを押さえておくとよいでしょう。
貸切バスの料金の決まり方
まず最初に押さえておきたいこととして、貸切バスの料金は、バス会社がバスをあけなければならない時間で決まることも覚えておきましょう。
バスを借りる時間は、自分たちが乗る時間から降りる時間までと思う人が多いですが、実際にはこの考え方は異なります。
バスが待ち合わせ場所に向かうまでの時間や、運転手が休憩する時間、また待機の時間や下車してから車庫に帰るまでの時間なども含めてすべてが借りる時間になるのです。
このあいだはバスをほかの用途に使うことができないため、すべてをあけておかなければならないからです。
このようなことから、配車場所や下車場所に近いところに車庫があるバス会社から借りたり、乗車から下車場所はできる限り1か所、多くても3カ所までにまとめておくとよいでしょう。
一度返すのではなく待機させておいた方が安上がりになることも多い
宿泊を伴う旅行で送迎だけバスを利用したいと考えた場合、一度バスを返した方が安く済ませられると思う人も多いかもしれません。
しかし一度バスを返すとなると、出発地から下車地までのガソリン代や高速道路代、またバスの回送料金などが往復で加算されることになります。
このようなことを考えると、運転手の宿泊代は一泊2食付きで一般的に6000から8000円程度なので、一度返すのではなく、待機させておいた方が安上がりになることも多く見られます。
運転手の宿泊料金はすべて顧客が手配し、費用も負担しなければなりません。
予約を取る時には、バスの運転手が宿泊できる部屋をお願いしたいことをホテルに依頼しておく必要があります。
もしも自分たちが宿泊するホテルの料金が高級な場合には、近隣の別のホテルを手配するのもよいでしょう。
バスを待機させるための駐車場が有料となると、これらも自分たちで負担しなければならないため注意しましょう。
まとめ
どのような方法であれ、できる限り経費がかからない方法をバス会社は提案してくれることでしょう。
移動距離や待機時間が微妙だと感じる場合には、直接相談してみることが望まれます。
とはいえ合宿や研修などで長期滞在する場合を除いて、一度返さない方が安く済ませることができるでしょう。
最終更新日 2025年6月10日