災害時の備えに必須の小型の非常用発電機
災害が起きた時に備えて家庭で準備しておく防災用品といえば、水や非常食、それに救急用品でしょう。
あと忘れてはならないのは、停電の時に必要な懐中電灯やラジオです。
ただ、こうした電気機器の最大の悩みは電源です。
緊急用の電源といえば、真っ先に思い浮かぶのは乾電池でしょう。
ですが乾電池はあっという間に電気がなくなってしまいます。
停電が長引けば、懐中電灯やラジオだけで生活するのはたいへんです。
そんな時に役に立つのが小型の非常用発電機です。
非常用発電機というと病院や学校等、緊急時に必要な大型の施設で使用するものという印象がありますが、決してそんなことはありません。
最近は家庭で使える小型の発電機も通販等で簡単に購入できるようになっています。
※「非常用発電機負荷試験」も参考
テレビやパソコン等にも使用することができる
小型の発電機があれば、非常時にすぐに必要な電気機器だけでなく、テレビやパソコン等にも使用することができるのです。
IHのコンロがあれば温かいお料理を食べることもできますね。
災害時にはスマホも必需品です。
連絡を取り合う以外にも、電波状況が悪いと使えない普通のラジオと違って、スマホならどこでもラジオのアプリを使って情報を得ることができます。
ですがスマホの最大の欠点はバッテリーが長持ちしないことです。
スマホ用のモバイルバッテリーもありますが、自然放電してしまうため、日頃から充電しておく必要があります。
乾電池のように非常用の持ち出し袋に入れておくわけにはいかないので、災害が起きた時にすぐに持ち出すには不便です。
モバイルバッテリーには容量の限界もあります。
長期間使おうと思えば、どうしても電源が必要です。
小型の発電機なら、スマホの充電にも使うことができます。
家庭用発電機の燃料について
家庭用の発電機にもいろんなタイプがあります。
もちろん、ご自分の条件に合わせて選ぶことがベストですが、災害時に使うとなると、気をつけたいのは長期間にわたって保存できるかどうかです。
家庭用発電機の燃料はガソリンとガスのカセットボンベが一般的です。
ガソリンは1年ごとに交換する必要がありますが、カセットボンベは6年から7年保管しておくことが可能なので、長期間の保存に向いているのはガスのほうです。
小型の非常用発電機は軽い物でも10キロぐらいと重量があるので持ち運びには不便です。
ですが発電機があれば、停電が起きても避難所に行かずにご自宅で過ごすことができるので、運ぶ必要はありません。
万一に備えて小型の非常用発電機を用意しておくと安心です。
最終更新日 2025年6月10日